どんどん寒くなってくる今の季節、猫にも防寒着が必要なのか気になりますよね。
そもそも服を着せることによってストレスを感じることはないのか?どんな時に服が役に立つのか?気になる猫の寒さ対策、防寒着の疑問についてまとめていきたいと思います!
①猫に防寒服は必要?服の役割とは?
猫にとっての防寒着は「被毛」です。
そのため、防寒着が必要かというと必要ではないと言えますね。
服を着せようとすると嫌がる猫が多いのも服を必要としていないことを示していると言えるでしょう。
寒さ防止だけでなく、被毛自体を自分でしっかりお手入れできるのも猫の特徴です。
気持ちを落ち着かせる効果もあるため、常に自分で被毛のお手入れができるようにしておくのも猫にとっては大切なことですよ。
どんな時に服が役に立つのでしょうか?
具体的には以下のような場合には役に立つと言えるでしょう。
・怪我による傷口の保護、薬の舐め取り予防。
・皮膚病もしくは敏感肌、被毛のない猫の皮膚の保護など。
猫へ防寒目的で準備する物としては、ハウスや毛布、湯たんぽ、ヒーターなどが無難でしょう。
②猫服はストレスはあるか?
個体にもよりますが、基本的にはストレスとなりがちです。
嫌がる猫に服を着せることはもちろんのこと、長時間セルフグルーミングができない状態にさせるのは猫にとって良くありません。
嫌がっている場合に見られる行動があるにも関わらず無理やり着せようとするとストレスになってしまう可能性は高いでしょう。
服を着せた際に硬直する、暴れる、服を引きはがそうとするなどの拒否反応が見られた場合は無理をしない方が良いと思います。
③服を着用させる際の注意点
・服に慣れてもらうのであれば子猫から挑戦してみましょう。
・暑い時期、もしくは暖房が完備されている部屋で服を着せたままにしない。
(体温調節を妨げない。)
・飾りのない安全性の高い服を選ぶ。
(誤食防止や、服が脱げてしまった際の転倒防止。)
・サイズの合う服を選ぶ。
・必ず目が届く時のみ使用する。
(留守中などの事故防止。)
④猫の防寒着や洋服にはこんなものもある!
超小型犬用の着る毛布であるため猫にもサイズが合う小ささの防寒着です。
ライオンに変身できる猫用帽子。たてがみのような帽子でとてもやわらか、触り心地も良いようです。見た目がとても面白い服です。帽子はライオン以外に、うさぎ、殿様など様々な種類や形が豊富に用意されており飼い主がとても楽しくなってしまうのが魅力かと思います。防寒着というよりはおしゃれや写真撮影用といった感じですね。
背中をすっぽり覆うニットセーター。サイズはXS(胸囲30cm)から用意があるため猫にとっても良い防寒着となりそうですね。
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⑤まとめ
猫の防寒対策として防寒着はあまり適していません。
ペットベッドや毛布を用意したり、ヒーターなどの暖房器具で室内を一定の温度に保ちましょう。
猫に服を着せる際には猫の様子をしっかり観察しストレスをかけてしまわないよう注意してくださいね!