猫が大好きなのに猫アレルギー、とてもつらいですね。「それでも猫が飼いたい!」という方もいるかと思います。私の友達にも猫が大好きで猫を抱いたり撫でたりするのですが、すぎに目がかゆくなっり蕁麻疹が出たりして苦しんでいます。
猫アレルギーの人でも飼いやすい猫の種類があります。猫アレルギーの人で猫を初めて飼う時にどんな猫を選べばいいのか説明していきますね。
そんな方の為に、猫アレルギーでも猫を飼う方法をご提案します。
そもそも猫アレルギーの症状とは?
猫アレルギーの症状は花粉症と似ていて、次のようなものです。
・鼻水
・目の充血
・目や鼻、皮膚などのかゆみ
・咳
・のどの痛み
猫を飼ってる間ずっと続くと考えると、とてもつらい症状ですよね。
もし、自分が猫アレルギーかどうかがわからない場合は、しっかりと検査することをおススメします!
猫アレルギーの検査方法や費用は?原因や病状など検査結果の見方は?
猫アレルギーの症状をやわらげる対策&対処法
まずは、少しでも症状を軽減するため、対策を見ていきましょう。
部屋中を綺麗にする、空気洗浄機を利用する
猫のフケや毛がカーテンや床に付着することでアレルゲン物質を取り込んでしまいます。
この物質を取りこまないように工夫することが大切です。
なるべく付着しがちなカーペットなどは取り除き、カーテンやソファーカバー、クッションカバーなどはこまめに洗濯しましょう。
布団に寝られてしまわないよう、寝室に入れない工夫も必要ですね。
一緒に寝たい気持ちはわかりますが、ここは我慢をしましょう。
空気洗浄機も併せて活用しましょう。
猫のブラッシングやシャンプーをこまめに行う
週に数回ブラッシングするようにしてください。シャンプーは猫が嫌がらなければ月1回程度するようにしましょう。
ブラッシング、シャンプーする際はマスクを付けて行い、終わった後はしっかり手を洗うことが重要です。
病院でアレルギーの薬をもらう
こちらは飼い主側が病院で処方してもらうということです。もし症状が鼻水だけであれば、市販のアレルギー用鼻炎薬でも良さそうですね。薬だけで随分と症状が軽減したという方も多いようです。
[猫アレルギー対策完全版]病状、治療やおすすめの空気清浄機・マスク・市販薬は?
品種によって違う?猫アレルギーに優しい猫とは?
実は、ハイポアレジェニック・キャットと言って、アレルゲン分泌が少ない、もしくは抜け毛が少なく猫アレルギーに優しい猫の品種があります。
次の7種が代表的です。
・デボンレックス
プードルのような巻毛のため圧倒的に抜け毛が少ない品種です。
・バリニーズ
長毛種ではありますが抜け毛が少ない品種です。
・ロシアンブルー
短毛種で抜け毛が少ない品種です。
・ベンガル
短毛種で抜け毛が少ない品種です。
・オリエンタルショートヘアー
アレルギーの原因となる特定たんぱく質の分泌と抜け毛が少ない品種です。
オリエンタルショートヘアの値段や性格と飼い方は?シャム猫の失敗作?
・サイベリアン
アレルギーの原因となる特定たんぱく質の分泌が少ない品種です。
サイベリアンの値段や性格と飼い方は?猫アレルギーの人も大丈夫?
さらにはメスよりオス、未去勢オスより去勢オスの方が特定たんぱく質の分泌が少ないと言われています。
狙い目は、上記種類の去勢したオス猫ですね!
もちろん、抜け毛の量や特定たんぱく質の分泌量についても個体差があり、全く出ないというわけではありません。品種だけで確実にアレルギー症状を出さないようにするのは不可能です。
飼うまでに様々な猫と触れ合ってみて、アレルギーが出るか出ないか相性もふまえて慎重に決定してください。
猫アレルギーの死亡例は?赤ちゃんや子供のアナフィラキシーに注意?
まとめ
猫アレルギーだからといって必ずしも猫を飼えないというわけではなさそうですね。
軽度の猫アレルギーであれば、わずかな工夫で随分と快適に猫と暮らすこともできそうです。
重度の場合は、お医者さんと相談してみてください。
飼う前から猫カフェやペットショップなどで猫と触れ合う機会を作り、どのような猫なら症状が軽いか、どのような症状が出るかを調べておくのもいいでしょう。
飼った後も努力が欠かせないかもしれませんが、それでも猫に癒してもらう時間には代えられないという方も沢山おられます。